BSG-TX-26Y 製品仕様書

基本情報

本機のご利用には、別途LoRaゲートウェイ「BSG-GW-S」のご用意が必要になります。
詳しくは 「BSG-GW」紹介ページ をご覧ください。

製品概要

型式一覧

型式仕様商品説明
BSG-TX-26Y-20LoRa無線センサー(水位)、測定スパン:0〜2m(20KPa)、非防爆
BSG-TX-26Y-50LoRa無線センサー(水位)、測定スパン:0〜5m(50KPa)、非防爆

製品構成

形状

外形図(無線・バッテリー部)

外形図(センサ部)

各部の名称(無線・バッテリー部のみ)

番号名称説明
電源および送信間隔設定スイッチ電源スイッチおよびセンサデータ送信間隔を設定するロータリースイッチ(防水キャップ付き)
水位センサ接続部水位センサーの接続箇所です。取り外しはできません。

定格/性能

項目仕様
最大計測水位2m(20KPa) / 5m(50KPa)
測定精度±2cm
LPWA920MHz帯 LoRa/FSK変調
データ送信間隔1分/5分/10分/15分/30分/1時間/3時間/6時間/12時間/24時間
電源CR123a 電池 x 2
外形・重量(センサ部)外形:74(L) × 26(φ)mm/ケーブル長:φ5.8mm × 5m/重量:140g
外形・重量(無線・バッテリー部)外形:150(L) x 110(W) x 40(H) mm/重量:282g
動作温度0~50℃
防水性能(センサ部)IP68
防水性能(無線・バッテリー部)IP67相当(防水・防塵)

付属品

  • なし

利用方法

本機には、あらかじめ工場出荷時に個体ユニークなIDが書き込まれています。製品裏の銘板シールをご確認ください。

電源スイッチ操作

ドライバーで防水キャップを外し、電源スイッチをONにすると、データを送信し始めます。

送信間隔の設定

センサデータの送信間隔時間を送信間隔設定ロータリースイッチにより変更できます。設定変更時は電源スイッチをOFFにして行ってください。

ドライバーで防水キャップを外します。

電源スイッチをOFFにします。

ロータリースイッチで送信間隔を設定します。

ロータリースイッチと送信間隔の組み合わせは以下の通りです。

送信間隔ロータリースイッチ送信間隔時間
01分
15分
210分
315分
430分
51時間
63時間
76時間
812時間
924時間

※送信間隔の設定値によってバッテリー寿命が変動します。

電源スイッチをONにし、設定が反映されていることを確認します。

送信データ内容

水位値に加えて、電圧(V)、無線強度(RSSI値)が送信されます。

データ送信の確認

データの送信先は、LoRaゲートウェイの構成によって異なります。

詳しくは 「BSG-GW」紹介ページ をご覧ください。

クラウドサービスを利用してのデータ収取を行う場合は、当社クラウドサービス 「Bit Rack」 をご覧ください。

無線周波数帯の変更

※下記は必ず無線周波数帯に対する知識のある方が行ってください。無線周波数帯の設定変更による通信不具合についてはサポート対象外となります。

本機は、工場出荷時状態から、無線周波数帯を変更することが可能です。
工場出荷時の設定は下記になります。

ロータリースイッチ周波数ARIB STD-T108 単位チャンネル番号
1920.6MHz24

無線周波数帯は、200KHz単位の15段階で設定できます。周辺で同じ周波数帯が利用されている場合、できるだけ隣接していない周波数を選択することを推奨します。設定は通信対象のLoRaゲートウェイ「BSG-GW-S」と同じ値にする必要があります。

無線周波数帯の変更は製品基板上のロータリースイッチで変更します。設定変更は電源スイッチをOFFにした状態で行ってください。

ロータリースイッチと無線周波数帯の仕様は下記のとおりです。

ロータリースイッチ周波数ARIB STD-T108 単位チャンネル番号
0--
1920.6MHz24
2920.8MHz25
3921.0MHz26
4921.2MHz27
5921.4MHz28
6921.6MHz29
7921.8MHz30
8922.0MHz31
9922.2MHz32
A922.4MHz33
B922.6MHz34
C922.8MHz35
D923.0MHz36
E923.2MHz37
F923.4MHz38

オプション

オプション品として下記がございます。

  • ポールマウントブラケット