異常発熱の速報性と確実性を上げる

受配電盤など電気設備の事故のひとつに、接続部の異常発熱があげられます。これは端子などのゆるみで電気抵抗が高まり、端子周辺が加熱されることで起こる現象です。電流値は変らないため、漏電ブレーカーでは防ぐことはできません。

安全に使用を続けるため、月次または隔月(3ヶ月)点検や、年次点検を実施する必要があり、法令点検としても義務付けられていますが、異常発熱時に対しては異音や異臭といった五感に頼った点検方法のため、確実性や速報性に課題がありました。

感熱カプセルとニオイセンサーで発熱検出

感熱カプセルは、設置した端子の接続部が一定温度に達したときにニオイ物質を放出します。そのニオイをニオイセンサーが感知することで、接続部の異常発熱を検知します。

かんたんな設置工事で、点検業務の負担を軽減

ニオイセンサーとIoT接点センサー(BICI-EL2)を有線接続し、4G/LTE回線でクラウドにデータ送信。異常時のメール発報を行います。現地の工事は非常に簡素ですので、既設のキュービクルに後付で設置できます。

機材仕様

ニオイセンサー仕様

項目仕様
型式ESM-100
電源AC100~240V 50/60Hz
消費電力3W
警報方式警報遅延方式(30秒タイマー付き)
警報表示赤LED点灯、ブザー鳴動
外部出力無電圧a接点 接点容量:DC30V1A AC240V1A
寸法/質量W96×H96×D41mm/約150g

感熱カプセル仕様

項目仕様
型式NC-80(80℃級)緑、NC-100(100℃級)黄、NC-120(120℃級)赤
動作設定温度80、100、120℃
寸法/質量Ø15×H7mm/約5g
取付方法両面テープによる接着又は専用取付アタッチメント
ニオイ成分人体、火災への影響はありません

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